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tKB ナレッジベース管理ガイド

プロジェクト(csn)単位のナレッジベース(tKB)項目を登録・照会・編集・削除する管理者画面です。tKBはサーバー障害対応のノウハウ、設定情報、分析結果などをプロジェクト単位で蓄積するリポジトリであり、Graphify(ナレッジグラフ)画面のデータソースでもあります。

🗂️ tKB管理ページへ →

📋 概要

tKB管理ページは、現在選択中のプロジェクト(csn)に属するナレッジベース項目を一覧表示し、新規項目の登録や既存項目の編集・削除を行う管理者画面です。項目はサーバー(lssn)・DB(mdb_id)・一般(GENERAL)などの参照対象別に分類され、タイトル・本文・タグで構成されます。

⚠️ この画面は管理者専用です。 アクセスには管理者レベル uLevel >= 70 が必要です(ページにminLevel={70}としてハードコードされたpropモード)。これ未満のユーザーはホームへリダイレクトされます。

🔍 画面構成

1. 一覧画面(/admin/tkb)

要素説明
Refreshボタン現在のページのデータを再読み込みする
+ New tKBボタン登録画面(/admin/tkb/new)へ移動する
Per page選択1ページあたりの表示件数(25/50/100)を変更する
一覧項目タイトル、refTypeバッジ、#kbSn、登録日(regDt)、タグを1行で表示する。タイトルまたは[Details]をクリックすると詳細画面へ移動する
ページネーションサーバーがtotalCountを返す場合はサーバーサイドページング、そうでない場合はクライアント側で分割表示する

プロジェクトが選択されていない場合、"No Project Selected"の案内が表示されます。上部ナビゲーションでプロジェクトを先に選択してください。一覧はログインセッションのcsnを基準に取得され、csnが変わると自動的に1ページ目から再取得されます。

2. 登録画面(/admin/tkb/new)

フィールド必須説明
CSNプロジェクト番号。ログインセッションのcsnで自動入力される(変更可能)
Reference TypeGENERAL / MANUAL / ERROR / ANALYSIS / GUIDE から選択
Titleグラフノードのラベルとしても使われるタイトル
Tags-カンマ区切りのタグ(例: backend, deploy, fix)
Content-本文(マークダウンテキスト)
LSSN-特定のサーバーに関連付ける場合のサーバー番号
MDB_ID-特定のDBに関連付ける場合のDB番号

"Create tKB"ボタンを押すとPOST /api/giipKbで登録され、成功すると一覧画面に戻ります。

3. 詳細/編集画面(/admin/tkb/[kbsn])

登録画面と同じフィールドに加え、下部に登録日時/登録者/更新日時/更新者(regDt/regBy/modDt/modBy)が読み取り専用で表示されます。右上のDelete Entryボタンは確認ダイアログの後に該当項目を削除し、一覧に戻ります。"Save Changes"ボタンはPUT /api/giipKbで編集内容を反映します。

🛠️ tKBの登録・編集・削除方法

  1. 上部ナビゲーションで対象プロジェクトを選択します(選択しないと一覧は空になります)。
  2. + New tKBをクリックしてCSN・Reference Type・Titleを入力し(Content/Tags/LSSN/MDB_IDは任意)、Create tKBをクリックします。
  3. 一覧で項目のタイトルまたはDetailsをクリックして詳細画面へ移動します。
  4. 内容を編集してSave Changesを押すと即座に反映され、"Successfully updated."というメッセージが表示されます。
  5. 不要になった項目は詳細画面のDelete Entryで削除します(復元不可、確認ダイアログ必須)。
  6. 登録・編集・削除してもグラフには自動反映されません。 変更内容をナレッジグラフで確認するには、/graphifyページへ移動して[Rebuild]ボタンを押す必要があります(要ログイン、giip #2099)。詳細は下記Graphifyとの関係を参照してください。

🌐 Graphifyとの関係(必読)

tKBは/graphify(ナレッジグラフ)画面の唯一のデータソースです(giip #2099で実測確認)。バックエンドのストアドプロシージャ(pApiGraphifyRebuildbyAk)がtKB WHERE csn=@csnの項目からグラフのドキュメント(DOC)ノードとタグ(TAG)ノードを生成します。

  • 自動反映されない: この画面でtKB項目を登録・編集・削除しても、グラフは即座には変わりません。
  • 反映方法: /graphifyページヘッダーの**[Rebuild]**ボタン(要ログイン)を押すことで、最新のtKB内容からグラフが再生成されます。完了するとグラフは自動的に再読み込みされます。
  • giip issueなど他のデータは自動的に含まれない: graphifyはgiip issueやサーバー情報などを自動収集しません。プロジェクトにissueがあってもtKBにまだ何も登録されていなければグラフは空のままです — これは正常な動作です。
  • 自動化スクリプト(giipAgentWinなど)からtKBを登録する場合は、この画面の代わりにgiipKb APIを直接呼び出すこともできます(下記API参照)。

🤖 K-Layer Wiki の日次自動反映

自分で登録した覚えのない項目がtKB一覧に毎日蓄積されている場合、それはタグk-layer-wikiが付いた自動生成項目である可能性が高いです。

  • 概要: GIIP_Daily_KLayerWikiという名前のWindowsタスクスケジューラのタスク(giip #2096で実装、giipdb/mgmt/run_klayer_daily_wiki.ps1)が1日1回、**各csnで「昨日」新規登録されたgiip issue(タイトル+本文+コメント)**を収集し、MiniMax AIで要約した上で、その要約を新しいtKB項目として自動的に登録します。
  • 識別方法(画面に専用フィルターはまだない): この画面にはタグ/タイプ専用のフィルターUIはありません。代わりに一覧の各行で以下を確認すれば、自動生成項目を見分けられます。
    • Reference Typeバッジ: k-layer-daily
    • Tags: k-layer-wiki,daily
    • Title形式: K-Layer Wiki <csn> - <yyyy-MM-dd>(例: K-Layer Wiki 47 - 2026-09-06)
  • 対象範囲: giip issueが1件でも登録されている全てのcsnが対象です(別途のプロジェクト許可リストとは無関係)。その日の新規issueが0件のcsnは完全にスキップされます(AI呼び出しもtKB挿入も行われない)。
  • 機密情報のマスキング: issue・コメント本文はgiipdb/mgmt/lib/Mask-SensitiveInfo.ps1により、(1)MiniMax送信前、(2)tKB保存前の2段階でマスキングされます。
  • 蓄積方式: 同じcsnの既存K-Layer Wiki(直近のk-layer-wikiタグ項目)をチェックポイントとして読み込み、その日の新規issueから見つかった内容だけをCLAIM形式で追加・更新した上でドキュメント全体を再保存します — 既存内容は削除されず、1つの累積ドキュメントとして維持されます。

⚠️ 別のスクリプトと混同しないこと: giipdb/mgmt/sync_klayer_to_tkb.ps1という別のスクリプトもtKBに項目を書き込みますが、これはgiip issueではなくローカルのナレッジノートファイル(.agent/k_layer/notes/*.md、デフォルトでcsn=47専用)を元データとし、refType='KNOWLEDGE'tags='sync, k-layer, ai-memory'として保存されます。両スクリプトとも「K-Layer」という名前を使いますが、元データと対象csn範囲が異なる別機能です — Tagsの値(k-layer-wiki,dailysync, k-layer, ai-memory)で区別してください。

💡 参考

  • タグ(Tags)は自由形式の文字列で、強制されるリストやスキーマはありません。カンマ区切りで入力した内容がそのまま保存されます。
  • Reference TypeGENERAL/MANUAL/ERROR/ANALYSIS/GUIDEの5種類からのみ選択できます(画面のselectオプション基準)。
  • 一覧は常にログインセッションのcsnを使用します — 別プロジェクトのtKBを見るには、上部でプロジェクトを切り替えてください。
  • 削除は取り消せません。内容を保存しておく必要がある場合は事前に別途バックアップしてください。

API参照

この画面が呼び出すgiipKb APIのエンドポイント・ペイロード・認証方式は、別のAPIガイドに自己完結的にまとめられています。

📘 KB Management API User Guide

giipAgentWinなど、ログインセッションなしでtKBを登録・照会したい外部スクリプトの場合は、上記ガイドのSKベース(giipApiSk3)の呼び出し方法を参照してください。

トラブルシューティング

症状原因解決方法
アクセスした瞬間にホームへリダイレクトされるuLevelが70未満管理者アカウント(レベル70以上)でログインしてください。
"No Project Selected"のみ表示されるセッションにプロジェクト(csn)が選択されていない上部ナビゲーションでプロジェクトを選択してください。
"Please login to continue" / 401エラーログインセッションがないか期限切れ再ログインしてから再読み込みしてください。
項目を登録・編集したのに/graphifyのグラフが変わらないRebuildをまだ実行していない — tKBの変更はグラフに自動反映されない/graphifyページでログイン後、**[Rebuild]**ボタンを押してください(giip #2099)。
CSN, Title, and RefType are required.エラー登録画面で必須項目が未入力CSN・Title・Reference Typeをすべて入力してから再送信してください。
削除ボタンを押しても反応がない確認ダイアログでキャンセルした、または認証トークンが期限切れ確認ダイアログで[OK]を押し、401の場合は再ログインして再試行してください。

バージョン: 1.0 最終更新: 2026-09-07(giip #2122: admin/tkb ユーザーガイド新設) ソースファイル: giipv3/public/help/tkb.ja.md