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ダッシュボード概要ガイド

GIIPプラットフォームへのログイン後に表示される、インフラ全体の現況ダッシュボードを活用する方法を案内します。

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📋 概要

ダッシュボードは、世界中に分散された貴方のインフラの状態をひと目で把握できる統合監視画面です。リアルタイムのメトリクスとコストデータを視覚化し、迅速な意思決定を支援します。

🧭 画面構成 — 3層レイアウト (giip #2443/#2444/#2445/#2446)

ダッシュボード上部では「今すぐ自分が判断すべきこと」と「全プロジェクトの進み具合」の2点だけを先に示し、詳細は下段へ送ります。プロジェクトが多くてもモバイル1画面に収めることが目的です。

① 自分が判断すべきこと

人の判断がないと前に進まない課題を最大5行で表示します。

  • 対象: ステータスが NEEDS_DECISION または WARN の課題のみ。
  • REVIEW 滞留・ゲート差し戻し・60分無活動などはボットが毎時自動で再判定するため、ここには出ません(③層の担当)。
  • 確認すべきことが無い場合は、空のカードではなく「確認すべきことはありません」の1行だけを表示します。
  • 5件を超えると上位5件と「他 N 件」リンクを表示し、NEEDS_DECISION で絞り込んだ課題一覧へ遷移します。
  • 各行をタップすると該当課題の詳細へ移動します。
  • この層の件数自体が自動化の品質指標です。 自動化が正しく回るほど数字は減ります。

② プロジェクト状況

アクセス可能なプロジェクトを1件につき1行で表示します。

項目意味
進行中IN_PROGRESS の件数
待機READY + PENDING の件数
停滞NEEDS_DECISION + WARN + 60分以上コメントの無い IN_PROGRESS + ゲート3回エスカレーション
  • 信号: 停滞1件以上で🔴、停滞0かつ進行中+待機が1件以上で🟢、すべて0なら⚪(数値の代わりに「—」を表示)。
  • ⚠️ ②層の**「停滞」は①層より広い概念**です。①層は「人が判断すべきこと」、②層の停滞は「プロジェクトの健全性」です。
  • 1つの課題が複数条件に該当しても1件としてのみ数えます(重複集計なし)。
  • 進行中かつ60分以上停止している課題は進行中と停滞の両方に現れます。「動いてはいるが止まっている」を1行で見せるための意図的な挙動です。
  • 行をタップするとそのプロジェクトが選択され、もう一度タップすると解除されます。この選択はこのダッシュボード画面の中だけに適用されます(③層がそのプロジェクトだけを表示します)。
  • 行の右側にある**「入る →」ボタンは別物です。押すと上部のプロジェクト選択とまったく同じようにログインセッションのプロジェクトが切り替わり**、ページが再読み込みされてアプリ全体(サーバー一覧・課題・KVS など)がそのプロジェクト基準になります。
    • 画面が狭いと文字は隠れ、 の矢印だけが表示されます。動作は同じです。
    • すでに入っているプロジェクトでは、このボタンはグレーの になり押せません — 押してもページが再読み込みされるだけだからです。
    • つまり行をタップ = この画面だけで絞り込む「入る」= そのプロジェクトに実際に移動するです。
  • 完了(DONE)の課題はどの集計にも含まれません。

③ 滞留中の課題

「課題がどこかで止まっている」ケースをすべて1つのセクションにまとめます。既定では折りたたまれており(モバイルでは常に折りたたみ)、タイトル横の件数バッジで開かずに件数がわかります。

  • 同じ課題は1行だけ表示されます。以前はウィジェットが5つに分かれていたため同じ課題が何度も出ていました(実測:課題 #2148 が3つのウィジェットに同時表示)。
  • 代わりに滞留の理由をバッジで併記します。理由が2つならバッジも2つ付きます。
バッジ意味
完了偽装の疑いステータスが WARN — 完了判定が繰り返し覆された課題
ユーザー判断待ちステータスが NEEDS_DECISION
ゲート3回自動差し戻しが3回の上限に達し、人の確認が必要になった課題
ゲート差し戻し差し戻しが1回以上あるが、まだ上限前
REVIEW滞留 / PENDING滞留その状態で7日以上活動なし(括弧内は経過日数)
PRなしREVIEW なのに対応する PR がどのリポジトリにも存在しない
無活動IN_PROGRESS なのに60分以上コメントなし(括弧内は経過分)
  • バッジの色は3段階です — は人が手を入れないと終わらないもの、は自動化が再試行中または滞留中のもの、は補助情報です。
  • ②層でプロジェクトを選ぶと、この一覧はそのプロジェクトだけを表示します。同じ行をもう一度押すと全体に戻ります。
  • 完了(DONE)の課題は表示されません。
  • まず20件が表示され、「+N件を表示」で残りが展開されます(データを捨てるのではなく画面を折りたたむだけです)。

③ 詳細 — 残りのセクション

滞留中の課題の下に、エラー・インフラ・参考統計のセクションがすべて折りたたみ式で続きます。 いずれも同じ規則(件数バッジ/0件はグレー+最下部/状態の記憶)に従います。

セクション見出しバッジの数字初期状態内容
滞留中の課題滞留している課題数デスクトップのみ展開上記 ③ を参照
SES提案要 조치(pending+failed+analyzing) 件数uLevel≥70のみ表示csn=0公開提案書のステータス別要約+上位3件アクションリンク
未解決の課題完了していない課題の全件数常に折りたたみ進行中・待機中の課題一覧(25・50・100件単位)
エラーログ未解決エラー数折りたたみ総数/解決済/未解決/直近のタイル+発生元別・重大度別の内訳
推奨アクション提案件数折りたたみ長期間点検されていないサーバーを1件ずつ確認・削除
サーバー状態統計異常サーバー数折りたたみプロジェクト/サーバー数+正常・異常ドーナツ+異常サーバー一覧
ドメイン有効期限30日以内に期限切れとなるドメイン数折りたたみ期限が近い順に並べ替え(期限切れ済みの件数は別バッジ)
プロジェクト & サーバープロジェクト数折りたたみプロジェクト別のサーバー数/正常/異常(異常の多い順)
KVS活動要約活動のあったFactorの種類数折りたたみ直近24時間の収集状況
  • 未解決の課題が既定で折りたたまれている理由:ダッシュボードで最も長い一覧のため、展開したままだとその下のセクションがすべて画面外へ押し出されます。折りたたんでいても見出し横の数字が全件数を示すので、「何件あるか」は開かずに分かります。
  • 見出しバッジは「いま画面に出ている行数」ではなく、**「開いて見るべき理由の数」**です。エラーログは総エラー数ではなく未解決数を、サーバー状態は総サーバー数ではなく異常数を表示します。
  • 取得に失敗した場合、バッジには0ではなく が表示されます — 0と書くと「問題なし」という誤った合図になるためです。
  • エラーログのセクションは uLevel 70以上のアカウントにのみ表示されます。

折りたたみ / 展開

  • 各セクション見出し横の件数バッジは折りたたんでも表示され続けます — 畳んだせいで分からなくなることはありません。
  • 0件のセクションは隠さず、グレー表示に落としたうえで一覧の最下部へ移動します。見るべきものがあるセクションが常に上に集まります。
  • 初回表示時:モバイル(画面幅768px未満)では③層がすべて折りたたまれ、①②層が最初の画面に収まります。デスクトップでは③層の最初のセクション(「滞留中の課題」)だけが展開されます。
  • 折りたたみ状態はブラウザごとに記憶され、一度でも自分で畳む/開くと、その選択が上記の既定値より優先されます。
  • プライベートウィンドウなど保存が遮断された環境でも画面は正常に動作し、記憶だけが行われません。
  • 折りたたまれた内容は画面から外し、展開時に読み込みます(モバイル初期表示の軽量化)。

🔍 主要なウィジェットの説明

1. リアルタイム資産状態 (Asset Status)

現在管理中のサーバーとデータベースの総数および状態( RunningStoppedWarning )をカード形式で表示します。クリックすると該当する一覧ページに移動します。

2. グローバルインフラマップ (Infrastructure Map)

サーバーが位置する物理的な地域を地図上に表示します。特定の地域のクラスターに障害が発生すると、地図上のアイコンが赤色で点滅します。

3. マルチクラウド費用要約

Azure、AWSなどの接続されたクラウドアカウントの今月の累計予想費用を、比率別(パイチャート)に表示します。前月比の増減推移を確認できます。

4. 最近のイシューおよびアラーム

直近で発生したクリティカル(Critical)およびワーニング(Warning)イシューをリストアップします。イシューをクリックして、詳細な原因分析ページにすぐに移動できます。

🛠️ 活用チップ

  • フィルタリング: ダッシュボード上部の [プロジェクト選択] フィルタを通じて、特定のプロジェクトのデータのみを集中的にモニタリングできます。
  • リフレッシュ: ダッシュボードのデータは1分周期で自動更新されます。手動更新が必要な場合は、右上の [リフレッシュ] アイコンをクリックしてください。

💡 注意事項

  • 特定の指標が Unknown と表示される場合は、該当サーバーの [エージェント状態] をまず確認してください。

API リファレンス

この機能のAPI詳細仕様は、別ガイドを参照してください。

📘 APIリファレンス概要 (v1.2)

トラブルシューティング

症状原因解決
指標が Unknown と表示される該当サーバーのエージェントが応答していないサーバーの [エージェント状態] を確認し、エージェントを再起動します。
ダッシュボードのデータが更新されない自動更新(1分周期)が遅延、またはセッションが期限切れ右上の [リフレッシュ] アイコンをクリックするか、再ログインします。
費用要約が空になっているクラウドアカウント(Azure、AWS)が接続されていないクラウドアカウント連携設定を確認します。
特定プロジェクトのデータのみ表示される上部の [プロジェクト選択] フィルタが適用されているフィルタを全体に変更し、すべてのデータを表示します。

バージョン: 1.2 最終更新日: 2026-09-15 ソースファイル: giipv3/public/help/dashboard.ja.md